Microsoftは、InternetExplorerで安全でないJscriptを無効にすることを許可しました
Microsoftによる新しい発表によると、ユーザーはブラウザIE(Internet Explorer)11でJscriptの実行を無効にできるようになりました。この機能は実際にはWindows 2020年10月の月次セキュリティアップデートに含まれています。
Jscriptは、実際には、スクリプトエンジンの形式で存在するECMAScript言語仕様の会社のレガシー実装です。専門家は、Jscriptを無効にする機能を含めることで、IT管理者が、IE 11がまだ使用されている環境で安全なブラウジング体験をユーザーに提供できるため、セキュリティが大幅に向上すると信じる必要があります。
Microsoftの関係者によると、「Jscriptをブロックすると、コアサービスが通常どおり機能し続けるため、ユーザーの生産性を維持しながら、JScriptスクリプトエンジンを標的とする悪意のある攻撃者から保護することができます。」
Jscriptを無効にする手順
IEでもこの機能を利用したい場合は、最新のIE累積セキュリティ更新プログラムをインストールする必要があります。
上記に加えて、Windows 8、8.1、およびWindows 10バージョンのユーザーは、インターネット機能制御キーを使用して、自分のマシンでも機能を有効にする必要があります。
インターネットゾーンおよび制限付きサイトゾーンのIEでJscriptを無効にするには、ユーザーはここに記載されている手動の手順に従うことができます。
- Win + Rキーを組み合わせて押し、「regedit」または「regedit32」と入力して[OK]をクリックします。
- インターネットゾーンでのJscriptの実行を無効にするには、レジストリエディタで次のレジストリサブキーを見つけます。
HKEY_LOCAL_MACHINE \ SOFTWARE \ Microsoft \ Windows \ CurrentVersion \ Internet Settings \ Zones \ 3 \ 140D
- ただし、制限付きサイトゾーンでJscriptを無効にする場合は、以下のレジストリサブキーを見つけてください。
HKEY_LOCAL_MACHINE \ SOFTWARE \ Microsoft \ Windows \ CurrentVersion \ Internet Settings \ Zones \ 4 \ 140D
- 要件のいずれかに基づいて、前述のようにレジストリサブキーのいずれかを右クリックし、[変更]をクリックします。
- [DWORD(32ビット)値の編集]に3と入力します。
- 今すぐ[OK]ボタンをクリックして、IEを再起動してください。
設定が保存されると、IEは、ブラウザのレガシードキュメントモードを使用しているサイト、およびインターネットゾーンまたは制限付きゾーンにあるサイトからJscriptを実行しなくなります。
ただし、IEでJscript機能を再度有効にする必要がある場合は、要件に基づいて、上記のレジストリサブキーを0に設定するだけです。